スマホの乗り換えで、31万円のMacBook AirとiPhone2台が82,300円になった話

公開 2026-07-21 | 更新 2026-07-23 | KIZUNA合同会社 スマ地図編集部

「そんな都合のいい話、あるわけない」——正直、そう思われても仕方ないと思います。だからこの記事は、数字も内訳も、先に全部、隠さず出します。

そのうえで先にお伝えします。この記事で紹介する金額そのものは、もう再現できません。 ネットと電気の特典は、ある家電量販店の開店キャンペーンによるもので、すでに終了しています。 再現できるのは金額ではなく、「どの契約が、どれだけポイントを生むか」という組み立ての構造です。 そして——実際にどの店で・明細はいくらだったのか・どう交渉したのかは、この記事の最後にご案内するLINEの中で、隠さず公開しています。
実際に持ち帰ったMacBook Airの箱と、iPhone 17e 2台の箱
この夏、編集部が実際に持ち帰ったMacBook Air(定価314,800円)とiPhone 17e 2台。店頭での手出しは82,300円だった。

「一括1円の条件、全部読んでますか?」——ふだんスマ地図はそう言っている側です。 今回はその編集部が、実際にこの夏やってみた乗り換えの記録を公開します。 結論から言うと、その日わたしが持ち帰ったのは、定価314,800円のMacBook Airと、定価107,800円のiPhone 17eを2台——それで、店頭での手出しは82,300円でした。

(正直に補足します。iPhoneは2年後に返す前提の“実質”プランなので、“もらった”=自分のものにしたわけではありません。それでも、この一式を手にして帰った日の手出しが82,300円、という事実は変わりません。返却などの条件は、記事の後半で隠さず書きます。)

——Macの話に見えるかもしれませんが、これは「スマホの乗り換えだけで、ここまで安くなる」という話です。 Macがいらない人でも、スマホ代を下げたい人にこそ読んでほしいと思っています。

からくりは「値切り」でも「怪しい裏ワザ」でもありません。スマホの乗り換えに、ネット回線と電気をセットにする—— その組み合わせを、家族の回線までまとめて一度にやった結果です。まずは「携帯の乗り換え」から、組み立ての中身を全部お見せします。

何を契約して、持ち帰ったか

条件を伏せて結果だけ見せるのは、スマ地図がいちばん嫌う見せ方です。だから、中身は先に全部出します。

電話は、iPhone 17e を2台。月々2円・初期費用3,850円で契約しました。これは、2年後の返却時に22,000円の手数料がかからないプランです。 最近は「1円」「実質」の看板でも、返す時にお金がかかるものが増えています。そのなかで、手数料ゼロの、いちばん軽い形を選べたと思っています。

これに加えて、SIMのみの乗り換えを2回線、新しい番号の新規を2回線。さらにネット回線(光)と電気も、同じ日にまとめて切り替えました。全部で回線6本+ネット+電気です。

契約したもの(同じ日にまとめて)本数・内容
携帯の乗り換え(端末付き=iPhone 17e)2回線
携帯の乗り換え(SIMのみ)2回線
携帯の新規(新しい番号)2回線
ネット回線の乗り換え(光回線)1本
電気の切り替え(同じグループ)1件

ことばの整理(この記事で出てくる言葉)
SIMのみ=端末をもらわず、カードだけ乗り換える/端末付き=スマホ本体もセットで乗り換える/新規=いまの番号はそのまま、新しい回線を1本増やす/一括=その場で買い切り、端末は自分のもの/実質=2年後に返す前提の“分割の計算上”の安さ/名義=契約する人の名前(1人=1名義)。

発見:ポイントの主役は「端末」でも「新規」でもなかった

今回いちばん意外だったのはここです。同じ会社の契約でも、種別によって基本のポイントがまるで違いました。

1回線あたりの基本ポイント(同じサブブランドでも種別で差)SIMのみ乗り換え20,000pt端末付き乗り換え5,000pt新規3,000pt端末をもらうと基本が 15,000pt 下がり、さらに2年後の返却義務が付く。そのうえでネット+電気の同時契約で +20,000pt(ただし1名義2回線まで)。
「せっかくだから端末も」が、ポイントでは一番もらえない選択になることがある。数値は2026年7月の一例。

端末をもらわない「SIMのみの乗り換え」が、いちばんポイントが高い。普通は「せっかくなら端末ももらおう」と考えるところですが、端末を付けると基本ポイントは下がり、しかも2年後に端末を返す前提の話がついてきます。 直感と逆なので、ここは知っているかどうかで結果が変わります。

そして、この基本ポイントに、ネットと電気をセットにしたことで1回線あたり +20,000ptが乗りました。 ただし、この+20,000は「1名義につき2回線まで」。今回は家族の名義を合わせて3名義 × 2回線 = 6回線でまとめたので、この「+2万」が6回ぶん効いて、約176,000ポイントまで膨らみました——これが今回の値引きの最大の源泉です。

ポイントの内訳(2026年夏・一例/付与ベース)
SIMのみ乗り換え ×2基本20,000 + ネット・電気で+20,000
+80,000pt
端末付き乗り換え ×2基本5,000 + ネット・電気で+20,000
+50,000pt
新規 ×2基本3,000 + ネット・電気で+20,000
+46,000pt
合計ポイント(付与ベース)
約176,000pt

※ 基本ポイントは契約時点・店舗のキャンペーンによる一例です。付与条件(開通完了・指定プラン・オプション等)は契約前に必ず書面で確認してください。
※ 「+20,000pt」は1名義につき2回線まで。6回線でまとめるには、家族など3名義ぶんの契約が必要でした。
※ 名義は「契約する本人の名前」。独立して別世帯の家族(子どもなど)に協力してもらう形でも、その人自身が契約すれば合算できます。ただし名前だけ借りる“名義貸し”はできません(本人確認が必要)。
※ 実際にMac代金へ充当したのは約17.2万pt分(金券13.2万+量販店ポイント4万)。付与されたポイントと充当額は、付与時期や端数の関係で完全には一致しません。
※ このほか電気の切り替えで別途5,000円ぶんの特典(3か月目に反映)。ただし毎月の電気代が少ないと使い切れないことがあります。

「じゃあ、実際どの店で、明細はいくらだったの?」——ここまで読んで、そう思ったはずです。 店名も、1円単位の明細も、LINEの中で全部公開しています。▶ 実際の明細を見る(LINE・無料)

付けたiPhone2台は、損だったのか

「端末を付けると基本が下がる」と書きましたが、iPhoneを2台つけたのは、それでも合理的でした。月2円 × 24か月 = 48円、これに初期費用の3,850円を足して、2年間まるごと使っても4,000円以内。 2年後に返す前提の「実質」プランです。

ただし、ここに最近の落とし穴があります。同じ「実質」でも、返す時に2万円ほどの事務手数料がかかるプランと、かからないプランがある(今回いくつかの窓口で案内された額です)。しかも、"手数料がかかる"タイプのほうが最近は増えていると、複数の店で言われました。 今回は、返却時に追加費用のかからない機種・プランをあえて選んだので、返しても端末代はほぼゼロで済みます。「1円」「実質」の言葉だけで飛びつかず、"返す時にいくらかかるか"まで必ず確認してください——ここは、知っているかどうかで2万円変わります。

つまり「基本ポイントが15,000pt下がるのを承知で、ほぼ0円の端末を2台もらう」という交換です。端末が必要ならお得、いらないなら SIMのみのほうがポイントで有利——どちらが正解かは、端末が要るかどうかだけで決まります。「一括」と「実質」の違いを分かったうえで選ぶのが前提です。

ネット回線の特典で学んだこと

ネット回線(光回線)の乗り換え特典は、店頭の開店キャンペーンによるものでした。ただ、この金額には「以前に聞いた額と、当日の額が違った」という続きがあります。 結論だけ言うと、差額を取り戻せたのですが——その交渉の実際のやりとりは、LINEの中でお話ししています。

ここでの教訓は「粘れば安くなる」ではありません。以前に店頭で聞いた金額は、日付とセットでメモしておくということです。 キャンペーンは予告なく終わります。でも前に聞いた条件という「記録」があれば、交渉の根拠になります。無理を言うのではなく、事実を示す。これは誰でも、正々堂々とできる方法です。

この「聞いた額と当日の額が違った」ときに、何をどう見せて差額を取り戻したか—— 実際の会話の流れを、LINEの中でそのまま公開しています。▶ 交渉の実際のやりとりを見る(LINE・無料)

貯めたポイントで、31万円のMacが82,300円になった

ここまでが「どう組んだか」。ここからは、こうして貯めた約17万ポイントを、その日のうちに何に使ったか——31万円のMacが82,300円になった話です。

もらえるものは「現金でのキャッシュバック」と「量販店のポイント」から選べました。ネット回線ぶんは現金なら5.5万円のところ、ポイントを選ぶと額が上乗せされる案内だったので、その場でMacBook Airの代金にそのまま充てられる量販店ポイントを選びました。担当者と一緒にPC売り場へ行き、ポイントぶんを値札から引いてもらう、という流れです。

ここで、やってみて分かった大事な条件があります。このポイントは「当日中に使ってください」と言われました。 つまり、ポイントで買う大きな予定(今回はMac)を、その日のうちに決めて買い切る必要があるということ。 回線6本にネットと電気まで付けたので手続きは長く、店に着いたのが夕方。すべて終わって店を出たのは夜10時すぎでした。 じつは「終わったら妻とゆっくりご飯でも」と思っていたのですが、その時間はどこにもなく——最寄り駅まで戻って、ラストオーダーぎりぎりの締めのラーメン。それくらい、ヒヤヒヤの半日仕事だったんです。「契約が多いほど時間がかかる・ポイントは当日に使い切る」——ここは、予定に入れておいてください。

定価 314,800 の MacBook Air が…2026年7月・都内の家電量販店約17.2万円分スマホ乗り換えのポイント60,500円分ネット・電気の特典82,300円実際に払った額払ったのは、この赤いぶんだけ組み合わせたのは、回線6本+ネット+電気の乗り換え。金額の主役はポイントと特典。
金額は2026年7月・都内のある家電量販店の一例(領収書ベース)。ネット・電気の特典は開店キャンペーンで現在は終了。再現できるのは金額ではなく「組み合わせの構造」。

左の大きな青いぶん(約17.2万円分のポイント)が、いま説明した回線6本(乗り換え4+新規2)+ネット+電気で得た量販店ポイント。 そのとなりの青(60,500円分)が、ネットと電気をセットにしたことで付いた特典。ここまでで、店頭での支払いは82,300円まで下がりました。 値引き・ポイント充当の合計は、232,500円です。

金額は2026年7月・都内のある家電量販店での一例です。ポイントの額・特典は店舗・時期・キャンペーンで変わります。「あなたも82,300円になる」という話ではありません。大事なのは、その前に見た「どこにポイントが乗るか」の構造です。

なぜ、このMacだったのか

じつは最初は、いちばん安いMacBook Air(M5・22万円台)を買うつもりでした。ところが店で組み立ててみると、乗り換えの合わせ技で引かれる額のほうが約23万円——本体価格まるごとに近い金額です。だったら、と考え直しました。 その差額を足し、これまで使っていたMacを売ることも考えれば、上位構成の31万円台でも十分に見合う。AIとの仕事に安心して取り組める性能が手に入るなら、そちらに格上げしよう——そう判断して、 メモリ24GB・ストレージ1TBのMacBook Air(定価314,800円)にしました。 MacBook Proとも迷いましたが、そちらは価格帯が一段と上がるのと、これまでAirの使い勝手が悪くなかったこともあって、Airの上位構成に落ち着いています。

(使ってみての実感も一言だけ。ストレージが1TBになって「何を消すか」で悩む時間が消え、メモリを増やしたぶん、クラウド系のアプリとターミナルを何枚も開いても、オンライン会議中にカーソルが引っかかることがなくなりました。重い作業ほど、格上げの効きを感じています。)

じつは、実質の負担はもっと小さい

この話には続きがあります。今回のために、これまで使っていたMac(M2・16GB)を手放すのですが、中古の相場を見ると—— フリマやオークションで8〜9万円ほどで売れそうです。(同型のきれいな個体で、あるオークションは執筆時点で現在価格92,675円・27件の入札。私のは使い込んでいるぶん、これより少し下がる見込み。[相場の実勢・2026年7月])

つまり、旧機を売れば手出しの82,300円はほぼ相殺され、実質の負担はゼロに近づきます。 ——ただしこれは「売れる見込み」の相場であって、確定額ではありません。だから看板の数字は、あくまで領収書に残った82,300円のほうにしています。 実際に売れたら、その金額もLINEで正直に報告します。

見落としがちな「落とし穴」——ここだけは正直に

最後に、いちばん誤解されやすい点を正直に書きます。この技は「乗り換えれば誰でも得」ではありません。 あとから時間差で効いてくる負担が、いくつかあります。

① 乗り換えると、これまでの回線から「違約金」の請求が来ることがある。これは購入後に、別で届きます。乗り換え先の特典で埋め合わせできる設計ですが、その特典は毎月1,000円ずつの割引という形で、時間をかけて戻るタイプ。 だから、埋め合わせを受け切る前に短期で解約すると、受け取れる額より違約金のほうが大きくなり、差し引き1〜2万円弱のマイナスになることがあります。

② 電気の5,000円ぶんは、3か月目に電気代から引かれる形。ひとり暮らしなどで毎月の電気代が小さいと、5,000円を使い切れないまま終わることがあります。

③ 「新規で増やした回線」には、毎月の維持費がかかる。今回の新規2回線は、5GBまでのプランで月々1,800円ほど。初期費用を入れると半年で1回線あたり約14,650円です。ただ今回は、この費用ぶんも今回のポイントで回収できています。しかも6か月たてば、この回線をまた乗り換えに使える——次はこの2回線でも「SIMのみ乗り換え」を組めば、さらにプラスを狙えます。次の乗り換えの“弾込め”として持っておくイメージです。
——ただしこれは「次に使う予定がある人」だけの話。使い道も次の予定もないまま番号を増やすと、もらったポイント以上に、固定費だけが積み上がります。

だから、ネットも電気も回線も「使い続ける/次に活かす前提」で選ぶこと。特典目当ての短期解約や、放置される回線は、金額でも信用でも損をします。

もうひとつ、時期の話も店で聞きました。夏(6〜8月ごろ)は動きが穏やかで、大きな条件は出にくいそうです。 大きく動くのは9月ごろ——新型iPhoneの発表・発売にあわせた商戦期と、春(2〜3月)の進学・就職・引っ越しシーズン。 じつは今回は、そのオフシーズンにあたるうえ、乗り換えの前日には「iPhone 17eが8,000円値上げ」というニュースが出たばかり。正直、たいした条件は出ずに終わるだろうと思っていました——それで、この結果だったんです。 つまり、時期が重なれば、もっと狙えるということでもあります。

もし自分でやるなら — 条件と、注意すること

金額は再現できませんが、構造は再現できます。ただし、この組み立てが成り立つには条件があります。 そして「82,300円」の裏には、必ず確認すべき負担も隠れています。

確認することなぜ大事か
まとめられる回線が何本あるか(名義も)「+2万pt」は1名義2回線まで。家族の名義を合わせられると桁が変わる。名義や本人確認書類の要件は店舗で要確認
ネット回線の更新期・解約金いまのネットの違約金や工事費残債が、特典を食い潰さないか。特典は毎月割引で戻る場合が多く、2年総額で比べる
電気の切り替え条件電気のセットは、最低利用期間や解約金の有無を確認。特典が電気代から引かれる形なら、使用量が少ないと引き切れない
端末の「実質」条件・返却手数料2年後の返却が前提か/返さない場合いくら残るか/返す時にも事務手数料(2万円ほど)がかかるプランが最近は増えている。手数料ゼロの機種・プランかまで確認(一括と実質の違い
ポイントの付与時期・用途・期限その場で使えるか後日か。「当日中に使い切る」条件のことがあるので、何に使うか(大きな買い物)を先に決めておく。使い道の制限(金券類は対象外など)と有効期限も確認
回線の短期解約リスクもらってすぐ解約を繰り返すと、次の契約を断られることがある。使う前提で組む
新規で増やす回線の使い道・次の予定「次にまた乗り換えに使う」など予定がないと、月1,800円ほどの固定費だけが残る。開通前に用途を決めておく

特に大事なのは、いちばん下の2つです。ポイントや特典に気を取られて使わない回線・使わない電気を抱えると、月額でじわじわ損をします。 「大きな買い物の予定・ネットの更新期・まとめられる家族回線」——この3つが重なるときにだけ効く技だと考えてください。数年に一度のタイミングです。

実際の店・明細・交渉は、LINEの中で全部見せています

スマ地図は「出典のない数字は載せない」を約束にしています。この記事は編集部自身の実体験なので、ここでは伏せた「実際の中身」を、LINEに登録いただいた方の中で、すべて公開しています。

なぜLINEだけなのか——理由は2つあります。ひとつは、明細やチラシに実際のキャリア名・店舗名がそのまま写っており、公開のサイトには載せられないから(各社の商標や店舗の掲示物の関係)。 もうひとつは、条件が細かく広まるほど、店舗側も同じ対応を続けにくくなり、早く終わってしまう傾向があるから。だから詳しい中身は、閉じた場(LINE)でお伝えしています。

この記事は、KIZUNA合同会社(運営者情報)が運営するスマ地図編集部が、自分たちの実体験として書いています。 金額は手元の領収書、中古相場は実際の出品ページで確認した数字だけを載せています。

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  • 実際に契約した店舗の名前と、その日の明細
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